【VirtualBox】ゲストOSがホストOSを巻き込んでフリーズする時

VirtualBoxにおいて、ゲストOSがホストOSを巻き込んでフリーズする事が度々発生します。


主な原因はCPU・メモリ割り当てが多すぎてホストのリソースを食い潰しているか、VirtuaBox本体の設定による不具合が多いです。

以下対応策です。



VirtualBoxのバージョンをアップデート

アップデートは基本です。

ただ私の環境では7.0.8 → 7.0.10へアップデートしてもフリーズしたので原因は別にもあると思います。



Guest Additionsのバージョンを本体と合わせる

本体のバージョンとズレていると起動時にポップアップが出る筈ですが、念の為チェックした方がいいです。



3Dアクセラレーション無効

不具合の温床です。仮想環境で3Dを頑張って描写する必要がないので無効化しましょう。

設定 > ディスプレイ > スクリーン > 下部の3Dアクセラレーションを有効化のチェックを外す




PAE/NXの有効化 or 無効化

32bitのCPUで4GB以上のメモリを使用する為の機能で、有効・無効化して様子みても良いかもしれません。
設定 >システム > プロセッサー > PAE/NXを有効化のチェックを外す

ホストOSが64bitの場合は無関係な項目です。



準仮想化インターフェースの変更

システム > アクセラレーション >準仮想化インターフェース

Minimalはmac OS、Hyper-VはWindows、KVMはlinuxです。

Legacyは仮想OSのインストールが途中で止まる場合に使います。


デフォルトになっていればOSに合ったものが選択されるので問題ありません。


CPU/メモリの割合

黄金比は物理コア・メモリの半分という説がありますが、そんなに要らないと思います。

Windowsなどの重いOSをゲストする場合でもメモリ3~4GB程度で始めてみると良いと思います。




以上。

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